1. モノを通じて自分を見つめ直す旅
私は長い時間をかけて、家の中の8割の物を手放しました。モノを通じて自分自身と向き合い、本当に大切なものを見極めてきたこの過程は、自分にとってかけがえのない「内面の整理」の時間でもありました。
2. シンプルで上品な生活の基準
物を減らす中で、「お金や時間をかけるもの」と「そうでないもの」の基準が自然と明確に。私が大切にしているのは、「シンプルで上品であること」です。私の日常は、この基準を基に整えられています。
3. 衣・食・住を美しく整える工夫
- 衣:クローゼットはアパレルショップのようにワクワクする空間でありたいと考えています。自分らしい服を厳選し、開けるたびに嬉しい気持ちになるような配置や色合いにこだわっています。
- 食:料理は得意ではありませんが、レストランのように美しく彩られた食卓に工夫を凝らしています。盛り付けや器選びを大切にし、視覚的な美しさで食事時間を楽しんでいます。
- 住:家の空間は、ホテルのように心地よく整えています。無駄を省き、必要なものだけを選び取ることで、居心地の良さと上品さを両立させています。
4. 時間とコストをかけず楽しむ美しさ
視覚的な美しさを楽しむため、日用品や消耗品には無駄なコストをかけません。また、自作できるものはできるだけ自分で作り、リーズナブルでありながらも見た目の美しさにこだわっています。日々の暮らしを丁寧に楽しむ姿勢を大切にしています。
5. ワンピース作りという創造の喜び
ワンピース作りに出会ったきっかけは、母の着ない着物を整理した時でした。着物をリメイクしようと洋裁教室に通い始め、その過程で「自分の着たい服を自分で作れる」という喜びを知り、ワンピース作りの魅力にのめり込みました。
一枚の布に命を吹き込むことで、想像を超えた美しさが生まれ、シンプルかつエレガントな作品が完成します。今では、ワンピースは私にとって特別な存在であり、日常に変化と刺激を与えてくれる大切なアイテムです。
6. シンプルで上品な暮らしを目指して
シンプルで上品な暮らしを目指しながら、日々の小さな気づきを積み重ねて改善し、そのプロセスを楽しんでいます。物を通じて見つめ直した自分の心を大切に、これからも上品で心地よい暮らしを追求していきたいと思っています。
◽️講演家