こだわりのものを長く使う
モノには、流行にながされず長く使うものと、時代の流行で買ってしまうものがあります。
買換えができない物ほど、自分の中にある感覚を大切にします。
家だったり家具は、簡単に買換えはできないものです。
家を建てる時、どうしても白い床にしたいと住宅会社に相談しました。
すると帰ってきた答えは、調べもせずに「できません。」でした。
その誠意のなさに不安を感じ、別の住宅会社で白の床ができないか探してみました。
実を言うと、家を建てた住宅会社の前に、翌日に契約をする予定の住宅会社が別にありました。
こんな誠意のない住宅会社で家を建てていいのかと不安になった時に立ち寄った住宅会社が今の家を建てた住宅会社でした。
ふらっと立ち寄って事情を話すと、いとも簡単に「白い床できます!」と言っていただきました。
その一言で、今の住宅会社で建てる事を決めました。
今となって、あの時、諦めずに自分の理想を貫いてよかったと思っています。
もしあの時、契約をやめた住宅会社の言われるがままにしていたら一生後悔していました。
構造用の木材をつかって床を作ってもらい、16年たった今でも味のある床になっています。
家具を買う時も、かなり悩んで決めました。
ペニーワイズというパイン材を使った家具を選びました。
良い物は、時がたてば味が出るが、そうでない物は、ボロになってしまいます。
家具も、熱い物を置くとしみになったりしますが、それもそれなりにいい味がでで気に入っています。
長く使ものこそ、10年15年たった時にどうなっているのかを想像してしまいます。
しかし、簡単にかえるもの、例えば、収納ケースのようなモノは、何も考えずに買っていました。
何度も何度も断捨離を繰り返えすうちに簡単に変えるモノでも「本当に要る?」と自分に自問自答しながら、すぐに答えが出ないときは、いったん家に帰り、一日考えて、それでもいると判断したモノしか買わないようになりました。
自分なりに成長したなっと思える今日この頃です。